【FLEMEEメンバー紹介】加藤寛聡さん|理学療法士歴8年を経てオリィ研究所へ!FLEMEE発足に架けた思いと今後の展望!

株式会社オリィ研究所FLEMEE事業のプロダクトオーナーを担う加藤 寛聡(かとう ひろあき)さんにインタビュー!理学療法士時代に感じられていた社会課題やオリィ研究所にジョインされたきっかけ。また、FLEMEE誕生秘話などを語っていただきました!

早速ですが、これまでのキャリアについて教えてください!

大学卒業後、8年間理学療法士として働いていました。主に、先天性の小児疾患を持つ子どもから大人の方までを対象とした在宅リハビリテーションに携わっていて、身体の機能を向上させるだけでなく、家や学校や仕事などの場面でどうすれば生活しやすくなるかというサポートもしていました。

その中で、利用者さんからよく相談を受けていたのは進路や就職のことです。障害を持っている方にとって「進路の選択肢がない」という現状を日々目の当たりにしていました。そんな時、オリィ研究所代表の吉藤オリィ氏のFacebookで求人情報を見つけ、2021年からオリィ研究所へ転職。その後、常設実験店分身ロボットカフェDAWN ver.βのオープンに向けてOriHimeパイロットの遠隔研修や遠隔就労サポートを担当し、現在は、新規事業である『人材紹介サービスFLEMEE』のプロダクトオーナーを担っております。

FLEMEEの誕生秘話を教えてください!

実は分身ロボットカフェの常設実験店ができる前にPOP UPとして4回ほどカフェをOPENしていたのですが、その時に企業の方からOriHimeパイロットへ個人的な引き抜きがあったんです。要するに、接客を担当してくれた店員さんに対して「うちで働かないか?」というお誘いがあったんですね。なので、カフェが常設されればそういったお話が増えて、OriHimeパイロットの方たちの就職の選択肢が増えると思っていたんです。けど実際はOriHimeパイロットとして働きたい非常に多くの人に対して作れる就職機会は少なく、我々はまだまだ豊かな選択肢を作れていないという現状がありました。

そんな時、OriHimeを使う使わない関係なく、就職の機会を増やすことにフォーカスできないかという議論が生まれたんです。正直弊社はロボットメーカーなので賛否両論あったのですが、みんなの共通目標は「外出できない方に対しての就労支援」でした。そして、コロナ禍ということもあり、リモートワークが世間的に認められてきた社会情勢もあったおかげで、2021年に「FLEMEE」というテレワークに特化した人材紹介サービスが誕生しました。

FLEMEEではどんな業務をされていますか?

キャリアアドバイザーとして求職者の方との面談やキャリア支援、FLEMEEチーム全体のオペレーション管理、また一部企業の担当もしています。

実際にFLEMEEが始動していかがですか?

いろいろな立場の顔で関わっているように感じます。個人的に理学療法士時代に感じていた、進路の選択肢を増やすというミッションがあったり、世の中の仕組みを変えていくというビジョンがあったり、いろいろな軸で考えてます。

そんな加藤さんはプライベートではどのように過ごされているんですか?

音楽や映画が趣味です。元々エレクトーンを4歳〜20歳までやっていたこともあり、今でもさまざまなジャンルの音楽を聴きます。映画はクリストファーノーラン監督の作品が好きです。好きなものはとことん調べて深く知りたい性格なので、マイナーな趣味でも共通する人がいたら熱く語り合えると思います!

最後にFLEMEEで叶えたい夢やビジョンを教えてください!

世の中に、自分イケてるなと思える人が多くなればいいなと思います。生き方や考え方、思いの持ち方、人となりといった部分にミッションやビジョンを持った人が増えて欲しい。それが体現できるのが仕事だと思っていて、その機会をFLEMEEで作っていけたらいいと思います。そして、実際にそれが成し遂げられた後は、仕事の中だけにとどまらず、日々の生活の中の役割であったりそれぞれの使命を持って生きていける人を増やしたいと思います。

理学療法士としてのご経験や知識の深さに寄るものからか、いつも加藤さんに聞けば何でも答えてくれるという安心感があります。FLEMEEの発足者でもある加藤さんの思いを聞いて心が動いた当事者はきっと多いはず。そんな加藤さんと一緒に、これからもたくさんの方の選択肢を広げていきたいと思いました。加藤さん、ありがとうございました!

(インタビュアー:牧野)

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